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AI時代に、あえて「考える時間」を育てる


AI時代に、あえて「考える時間」を育てる

生成AIが当たり前になった今、「子どもに、何を学ばせればいいのだろう」そんなことを考える機会が増えた、という方も多いのではないでしょうか。

わからないことは検索すればすぐに出てくる。AIに聞けば、それらしい答えも返ってくる。正直、大人の私たちですら「便利すぎるな」と感じる場面があります。

その一方で、ふと立ち止まることもありませんか。

「これ、子どもにとっては“考えなくて済みすぎない”だろうか」


今の「当たり前」は、わりと簡単に裏切られる

ここ10年、20年を振り返ると、世の中の変化はかなり激しくなりました。

安定していると言われていた職業や働き方が姿を変え、一時は魅力的だった業界でも、リストラや再編が珍しくない時代です。

インターネット、スマートフォン、生成AI、ロボット。新しい技術は、私たちが慣れるより早いスピードで次の「当たり前」を連れてきます。

今の常識が、将来も常識であり続ける保証はありません。

……大人の私たちが、すでに経験してきたことでもあります。


変化の中で、最後に残るものは何か

そんな時代を生きていく子どもたちに、私たちは何を残してあげられるのでしょうか。

特定の知識や、ひとつのスキルだけでは、環境が変わったときに通用しなくなることもあります。

でも、

  • 状況が変わったときに立ち止まって考える力

  • うまくいかないときに、もう一度やり直す力

  • 正解がなくても、とりあえず試してみる力

こうした力は、時代がどれだけ変わっても、意外としぶとく残ります。

D-TYPE.が大切にしているのは、まさにこの部分です。


ドローンが、だいたい思い通りに飛ばない理由

D-TYPE.は、ドローンを使って学ぶプログラミング教室です。そして、ここでひとつ正直にお伝えすると――

ドローンは、そんなに簡単には思い通りに飛びません。

少しズレる。途中で止まる。たまに、なぜか回る。

教室では、そんな場面が日常です。

でも、そのとき多くの子どもが言います。

「もう1回やってみる!」

条件を変えて、数値を直して、また飛ばしてみる。

うまくいかなくても、すぐに答えを聞く子は多くありません。まずは、自分で考え始めます。


「できない」時間が、いちばん頭を使っている

プログラミングでは、失敗が前提です。一度でうまくいくことの方が、むしろ少数派です。

だからこそ、子どもたちは自然と立ち止まります。

「どこが違ったんだろう」「さっきと何を変えたんだろう」「次はどうしよう」

この考える → 試す → 直すという流れを、誰かに代わってもらうことはできません。

AIがどれだけ賢くなっても、「何を試すか」を決めるのは、いつも本人です。


家で見える、ちょっとした変化

すぐに結果が見える学びではありません。ただ、長く通っている子どもたちを見ていると、少しずつ変化が現れます。

  • うまくいかなくても、すぐに投げ出さなくなる

  • 「どうしたらいい?」より「ここを変えてみる」と言うようになる

  • 正解を待つより、まず動いてみるようになる

保護者の方から、こんな声をいただいたことがあります。

「家で宿題をしていても、以前は『わからない』で止まっていたのが、 最近は『ちょっとやり方を変えてみる』と言うようになりました。 正直、それだけで十分だと思っています。」

派手な変化ではありません。でも、長い目で見ると、とても頼もしい変化です。


学校でも、家でもない「もうひとつの場所」

D-TYPE.は、評価される場所でも、甘やかされる場所でもありません。

失敗しても大丈夫。わからなくても、すぐに答えは出さなくていい。

その代わり、考えることだけは、やめません。


D-TYPE.が、あえてドローンを使う理由

私たちは、「失敗しないと前に進めない教材」として、あえてドローンを選んでいます。

正解をなぞるだけでは動かない。少しのズレが、結果にそのまま表れる。

だからこそ、考えることを避けられない時間が生まれます。


「もう1回やってみる」を、当たり前にするために

私たちは、正解を早く出せる子を育てたいわけではありません。

変化の中で、「じゃあ、次どうする?」と考え続けられる子。それが、D-TYPE.が目指している姿です。

もしよければ、一度、教室の様子をのぞいてみてください。

ドローンの飛ぶ音と、少し真剣すぎる子どもたちの表情の中に、この教室が大切にしている時間が見えると思います。


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